株式会社金谷計画

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取材：2020年6月

一般建設業から特定建設業へのステップアップ

1. 加盟に至った経緯は？

　創立から14年、私たちは主に店舗開発を手掛け、一般的に難しいと言われているコンビニ建設を埼玉地区だけで200店舗以上行ってきました。しかし当社の今後を考えた時、このまま同じ事業だけを行っていては会社として成長できない。新しい建築の技術を仕入れたり、ストックビジネスに挑戦したりしなければと思慮していました。
　そんな折、インターネットでユーミーマンションFC募集広告が目に留まったのです。出会いは偶然でしたが、FC展開しているということで、私たちの商売のヒントにつながるかもしれないと考え、さっそくユーミー本部に問い合わせました。すると、技術的な部分はもちろん、営業面でのノウハウも共有いただけるとお話をいただき、加盟を決意しました。異業種からの参入になりましたが、ユーミー本部の話を聞いて、「私たちも賃貸マンション事業に参入できる」と実感できたことが、加盟に至った一番の理由です。

2. ユーミーマンションFCを選んだ理由は？

　2018年12月にユーミーマンションFCに加盟しました。加盟前は、たとえ賃貸住宅に興味を持っていても、一から事業を立ち上げ、マンション建設をすることは技術的に難しいという不安がありました。
　その悩みを解決したのが、RC造の賃貸マンション建築戸数が日本で最も多いというユーミーマンション実績です。このFCに加盟したら、賃貸マンションの建設実績がない私たちでも、すぐに建設できるようになるのではないかと考えました。また、私たちはこれまで鉄骨造のコンビニ建設しかやってきませんでしたが、RC造の賃貸マンションを建設できるようになれば、将来、そのノウハウが私たちの財産になると感じたことも理由のひとつです。

3. 加盟後に苦労したことは？

　最も苦労したのは営業の方法です。コンビニ建設の営業では、店舗を出せる立地が決まっていたこともあり、地主さんに対して1件1件飛び込み、かつ多くのエリアを回るようにしていました。
しかし、ユーミーマンションFCの手法は、同じ飛び込みでも細かいエリアを密に回るランチェスター戦略を採っていました。この些細な違いが、長い間、コンビニ建設の営業で身についていた営業の感覚を狂わせました。そこで早速、SV担当にアドバイスをもらい、現在は日々少しずつでも新しい営業手法を身につけようと頑張っているところです。

4. 加盟して良かったことは？

　FC本部と毎週金曜日に、オンラインで密にミーティングを行っています。悩み事や心配事があれば、その場で適切なアドバイスをもらえることは本当に助かっています。
　また、加盟後、初めてとなる着工が8月から始まるのですが、同じ加盟社の皆様から技術的な指導を受けられたり、情報を共有できたりすることで、自信をもって賃貸マンションの建設を行うことができそうです。これは、加盟社同士の仲が良いからできることだと思います。改めて横のつながりの重要性を感じています。

5. 今後の展開・目標は？

　中長期計画では、少なくとも年間6棟を建設できる体制を整えていきたいと考えています。ゆくゆくは日本一になりたい気持ちはありますが、まずは東京・立川で受注した8月着工の1棟目に集中し、徐々に受注を増やしていきたいです。
　ユーミーコーポレーション株式会社の弓場昭大社長やFC本部のSVや設計担当の方などと何度もお話しする機会があるのですが、こうした方々の、良い意味で泥臭いお話を聞いていると、日々努力を続ければ、「目標を達成できる」という気持ちになります。真面目に私たちと向き合ってくれているFC本部の期待に応えられるよう、今後もしっかりと頑張っていきたいと思います。

会社情報

株式会社金谷計画

代表取締役 金谷光男 様

今回取材した人

常務取締役 池田敏招 様