藤﨑建設工業株式会社
取材:2020年6月
2億円でも3億円でも、約1週間で提案が出来るシステム
1. 加盟に至った経緯は?
2003年頃、売り上げの80%を占める公共事業は逆風にさらされていました。当時私は専務でしたが、先々を考えた時「今のうちに手を打っておかなければならい」と常々考えていました。そんな時、新聞社主催のユーミーマンションFC加盟社募集説明会があり、出席した人が電話をくれたのがきっかけで興味を持ちました。さっそく、株式会社宇都宮ユーミー建設(当時)の見学会に参加し、その後、鹿児島にも行き加盟に至りました。
2. ユーミーマンションFCを選んだ理由は?
2003年当時、新しい事業を模索する中で検討していたのは、リフォーム事業・木造住宅・ユーミーマンションの3事業でした。その中でユーミーマンションを選んだ理由は、「RC造の実績もあり当社に一番マッチしていること」「1件あたりの金額が約1億円で公共事業の減額分を十分に補えること」「受け身ではなく仕事を創っていく楽しさがあること」でした。
3. 加盟後に苦労したことは?
ユーミーマンション営業部を立ち上げ、人を雇って適地調査し、営業をスタートしましたが、すぐに軌道に乗ったわけではありません。当時のSV担当も一緒に地元の不動産会社や地主さんを訪問しましたが、1棟も実績がない当社の話は、なかなか真剣には聞いてもらえなかったのを覚えています。また、たまたまその年に公共工事が取れたこともあって、社内では「ユーミーはやめたほうがいい」といった反対意見もありました。
ただ、私自身は、新しいことをやる面白さ、仕事を作る楽しさも感じ始めていました。その後、ようやく地主さんにFC本部への施主視察に参加してもらい、契約が決まりました。2004年の1月に加盟し、工事が始まったのが秋頃。この最初の1棟が一番苦労しました。
4. 加盟して良かったことは?
ユーミーマンションのシステムがあることで、2億円でも3億円でも、約1週間で提案ができます。このスピードと手間の少なさが加盟して良かったことのひとつです。他にも、わからない事があったらFC本部に聞けば教えてもらえるなど、良かったことはたくさんあります。加盟当時は、1年目で1棟、2年目で3棟、3年目で5棟(1棟約1億円)のイメージでした。今は、少なくとも年間5億円くらいはコンスタントにできています。公共工事の比率も、以前は80%でしたが、現在は5~15%と低くなっています。
5. 今後の展開・目標は?
当社は環境事業に力を入れており、ユーミーマンションをZEH-M(ゼッチ・マンション)仕様にして地球温暖化対策に貢献していきたいと考えています。昨年1棟目の「ゼッチユーミー」が完成し、今年2棟目と3棟目を建てています。新しいことにチャレンジできていることが面白いです。
会社情報
藤﨑建設工業株式会社
代表取締役社長 藤﨑政行 様
本社所在地 | 茨城県行方市 |
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営業拠点 | 茨城県行方市 |
加盟年・エリア | 2004年・茨城県 / 2004年・千葉県 |
加盟からのマンション累計数