株式会社森本建設
取材:2020年6月
自社管理体制強化、オーナー様とは建ててからが本当のお付き合い
1. 加盟に至った経緯は?
ユーミーマンションFCに加盟する前までは、創業者である父の事業を引き継ぎ、主に木造の戸建て住宅や、市から請け負う公共工事を行っていました。特に現状に不満を感じることなく日々の業務に取り組んでいたのですが、2002年の春、FC本部のSVが飛び込みで当社を訪ねてきたのが転機となりました。話を聞いているうちに、ユーミーマンションの価格の安さや耐久性などの素晴らしさを知り、早速その年の暮れに鹿児島本社に伺い加盟を決意しました。
2. ユーミーマンションFCを選んだ理由は?
正直なところ、他に選択肢がなかったというのが一番の理由かもしれません。人口4.7万人しかいない島根県益田市にある当社まで営業に来てくれたというご縁を大切にしました。実際、営業に来てくれたからこそ、ユーミーマンションに出会うことができましたので、とても感謝しています。
また、最初にユーミーマンションが建っている現場を見せてもらった点も大きいです。「まずは見てほしい」とSVに言われ、「そこまで言うならどんなマンションなのか見ておこう」というくらいの軽い気持ちだったのですが、現場に着いて、正直、とても驚いたことを覚えています。古い物件なのに入居者が多く住まわれていて、外壁などもそれほど傷んでいなかったからです。これならば、「入居者はもちろん、オーナーさんにも喜んでもらえるマンションを建てることができる」と確信。実際に、今では多くの方から喜びの声などをいただいています。
3. 加盟後に苦労したことは?
加盟後しばらくの間、受注を取れなかったことには苦労しました。しっかりと営業もしていたつもりでしたが、1年目の受注件数はゼロでした。もちろんSV担当に相談したり、勉強会などにも参加したりしていましたが、結果につながらなかったのは辛かったです。
しかし、気合いを入れ直して臨んだ2年目。まずは自社でユーミーマンションを建ててみようということで、近くに建設することにしたのです。すると、これまでの苦労が嘘みたいに、話を聞いてくれる人が増え、あっという間に2棟目の受注を取ることができました。「百聞は一見に如かず」という言葉がありますが、私と同じように、実際に現物のユーミーマンションを見たことで、その魅力に気づいてもらえたのかなと考えています。
4. 加盟して良かったことは?
ユーミーマンションを建設することで、オーナーさんに喜んでもらえていることです。というのも、このあたりは土地柄、木造アパートが多く、耐震性や防音に優れたRC造のマンションに住みたくても住めなかった方が多くいらっしゃいます。そのため、ユーミーマンションを自分から求めて住んでくれる人もいて、現在の入居率は100%です。この入居率の高さがオーナーさんの喜びとなっています。
5. 今後の展開・目標は?
今後は、建設後の管理にも力を入れていこうと考えています。現在、当社で受注したユーミーマンションの管理は、100%自社で行っていますが、引き続きそれを維持できるよう頑張りたいです。そのためには、自社で管理できる戸数をしっかりと認識し、一気に受注数を増やさないよう注意しています。オーナー様に喜んでもらえる管理体制を組みながら、年に1、2棟ペースで徐々に建設数を増やしていきたいです。
また、将来的には、ユーミーマンションの入居者が家を買いたいと思われた時、当社に建築を依頼いただけるよう、つながりを大事にしていければなと思っています。
会社情報
株式会社森本建設
代表取締役 森本恭史 様
本社所在地 | 島根県益田市 |
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営業拠点 | 島根県益田市・浜田市 |
加盟年・エリア | 2003年・島根県 |